今回は早朝に新横浜から電車で八王子経由で塩山駅を目指し、週末しか運用されていないバスで柳沢峠を目指した。朝5時30分にオープンする緑の窓口で3割引きの切符を買い40分発の八王子行き電車に乗る。
八王子駅では6時40分の松本行きの鈍行に乗るがホームが溢れんばかりの登山客で満員、電車も満員で立ったまま塩山近くまで電車に揺られた。
塩山駅の二つ手前の駅で前に座る登山客の男性が席を代わって下さいました。柳沢峠に鳥を観察に出かけると言うと、隣の席の若い女性の登山客がスマホを取り出し、どんな鳥が観れますかと尋問されたので、ネットで話題の『マミジロ』と知ったかぶりの返事をした。
そうすると、直ぐにスマホで検索を始め『マミジロ』の写真を目の前に出し、この鳥ですかと切返してきた。恐るべき時代ですね、見たことも無い鳥をその時も知ったふりをしてフムフムとうなずいた。
塩山駅には朝の8時前に到着し駅のトイレに行き南口を降りバス停を探した。1番バス停には沢山の登山客が並んでおり2番乗り場には数名いるだけ。このバス停から大菩薩峠経由柳沢峠に行くバスであり朝8時30分に出発し9時半頃に柳沢峠に到着する。
このバス停で私と同じく鳥を観察する目的の77歳のベテラン男性と私より一つ年下の品のいい男性と会話が弾むようになった。このお二人は昔の職場の先輩後輩のようでした。
おいしそうな桃の果樹園地帯をバスは走り、帰りに桃が食いたいとよだれをたらしながらバスは走る。先ず大菩薩峠の温泉で停車したそういえば、爺さん4人組の『G4の会』で大菩薩峠から山を縦走しましたね。
参考 第23回 『G4の会』 大菩薩嶺登山・八方尾根(大菩薩嶺登山編)
バス停で知り合ったお二人の仲間に入れて貰い、初めて柳沢峠の笠取林道を目指した。バス停にはトイレもありバスの終点方向にバス道を100メートル程度歩くと左手に閉鎖された林道のゲートがあり左折して登り始める。すると、『マミジロ』を待って撮影している人々に遭遇した。そして、今回の掲載写真が撮影出来ました。
写真のように眉は真っ白で目立ちます、名前の由来だそうです『眉白=マミジロ』♂になります、繁殖中で嘴に沢山の虫を銜えて巣に運んでいるようでした。
今回の遠征では『コルリ』幼鳥、『ソウシチョウ』、カラ類の撮影が出来ました、又、『コマドリ』の声も聞こえ、『ミソサザイ』の姿も拝見できました。
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