承前 オランダ・ベルギー紀行 オランダ、ハーグ・アムステルダムの野鳥編
今回はオランダで3箇所の美術館を訪問出来ました。最初はハーグのマウリッツハイス王立美術館で日本でも人気のフェルメールの『真珠の耳飾りの少女』、レンブラントの『テュルプ博士の解剖学講義』その他を見学。当時、オランダは世界最高峰の医学の水準にあり、日本はその最先端医学を江戸時代に学んでいたという事実をこの絵画から学んだ。
残念ながら、撮影禁止ですので、アムステルダムの国立美術館とアムステルダム南100キロ地点にある『ゴッホの森』の『クレラー・ミューラー美術館』を2回にわたり掲載します。先ずは、アムステルダムの『国立美術館』からです。
日本でも有名なフェルメールの『牛乳を注ぐ女』です 台所の家事を担当する召使の女を描いているそうです。堂々たる体格の女性が袖を上腕までまくしたて、その部分が色白である事まで詳細に表現している。作業着のエプロンは高級な宝石であるラピスラズリを使用し輝きあるブルーを放っている。
この絵には錯視法という手法が使用されているそうです、例えば机にこんな沢山な物は乗らない筈ですよね。でも、それが不思議に感じないです。
これも、フェルメールの絵ですが、楽器シターンを持ち中央に座る女主人が召使の女から恋文を受け取っている場面だそうです。縦長の狭い空間から覗き見しているように見えますね、色んな事を想像させる絵でしょうか。
フェルメールは風景画を生涯で2枚しか描いていないそうですが、そのうちの貴重な1枚だそうです。『小路』という作品です。
巨大なキャンバスに描かれたレンブラントの超有名な『夜警』です、迫力に圧倒されました 縦3.63㍍、横4.37㍍の巨大なキャンバスです。
3名に光が当たっている、中央の赤い襷をしたのが隊長で隣が副隊長、そして左下の金色に輝く少女の3名が主役と思われます。場面は昼だそうです。
元来はもっと大きな場面を描いたそうですが、入りきらず周りを切り取った絵になったそうです、元の絵のコピーが隣に展示されていたが、ピンボケで掲載出来ません
最愛の息子ティトゥス 修道士の姿です、若くして亡くなりました
ゴッホの『自画像』です1886年7年冬に描かれた作品だそうです
ヤン・アセリンの『威嚇する白鳥』
ヘンドリック・アーフェルカンプの『スケートをする人々のいる冬景色』
この絵は『The Merry Family』Jan Havicksz Steen 親父は酒を飲み歌い息子はタバコを吸い4歳までの男の子にお姉ちゃんが酒を注いでいる 説明によれば4歳まではズボンをはかせてもらえない、トイレがまだ出来ないからだそうです、だから右下の男の子は4歳以下の男の子だと判るそうだ、顔を赤くして酒を飲む、何と問題のある家族なんだろうか
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