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 承前 古代出雲紀行(21) 田中神社(2014年5月14日)

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 島根半島東の突端に『美保神社』があります、出雲の国が北陸の越の国々と交易する港があり、宍道湖に入る水路の関門海峡でもあり、古来経済的にも軍事的にも重要な拠点でした。

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 『おかげの井戸』です

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 この神社は『出雲国風土記』によれば、大国主さんが越の姫川の翡翠の女王であるヌナカワヒメと結婚し、出来た子供であるミホススミノミコト(御穂須須美命)が鎮座すると記録されています。しかし、ヤマト王権が出雲に国譲りを迫った時に反抗したので、現在の祭神は事代主(えびすさん)と大国主の皇后である三穂津姫となっています。

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 『神門』です、奥が『社殿』となります

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 『社殿』です

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 大社造でも珍しい左右二殿連棟(比翼大社造)形式で国の重要文化財に指定されています。三穂津姫と事代主(えびすさん)の二柱を祀っています。千木の形から推測すると、右が事代主、左が三穂津姫でしょうね。

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 不思議な風習がこの地域には今も残っています、皆さん、卵や鶏肉を食べないのです。理由は遊び人の事代主さんが毎夜船に乗りよからぬ場所で一晩中宴会をする生活だったそうです、そして、鶏の鳴き声を聞くと船を漕ぎ社殿に戻る生活でした。しかし、あるとき、鶏が間違って夜中に鳴いた為に、事代主さんは慌てて、船に乗り帰還しようとしたが、オールを忘れ手で漕いで戻ったそうです。その時に、サメに手を噛まれ大怪我をしたそうです。

 

 だから、今でも鶏を憎んでいるんですね。おもろい人間臭い、神話ですね。

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 神社のそばに『青石畳通り』があります。雨でも道を歩けるようになっています、江戸時代の北廻り船の港として栄えた名残りでしょうか。

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 港です、小泉八雲も此処に来て楽しんだそうです

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    世界中の遺跡や不思議な場所を探訪し人間の歴史の根底を探し求め、流離う好古旅行家。
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    京都府宇治市在住の、古代史を趣味にしている大学教授です。趣味がこうじてライフワークになりそうです。

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