南の方角であるダハシュールにある『赤ピラミッド』、『屈折ピラミッド』を望む事が出来ます。第4王朝の始祖王であるスネフェル王が築いたピラミッド群です。
『階段ピラミッド』を築いた第3王朝の最後の王がフニ王でありその息子が第4王朝を築いたスネフェル王です。『階段ピラミッド』から真正ピラミッドに移行させたのは、この第4王朝を開祖したスネフェル王です。遥か南の彼方に見える『屈折ピラミッド』は下部部分を父のフニ王が作り、上部は息子のスネフェル王が建造したと吉村作治さんは解説しています。
詳しくは、ダハシュールの『屈折ピラミッド』、『赤ピラミッド』でご紹介しますが、『星辰信仰』から『太陽信仰』にスネフェル王の時に変化したと考えられるそうです。
『階段ピラミッド』が存在するサッカーラの地は第3王朝までの沢山の墳墓群が集中し、未だ発掘されていないマスタバ墓や遺跡が砂に埋もれているそうです。
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