『階段ピラミッド』及び葬祭殿その他施設が存在する区画は大周壁で囲まれていました。現在は一部の門の部分が残存しています。 この『階段ピラミッド』には周壁が存在しますが、真正ピラミッド群からは存在しません。
大周壁に囲まれた神聖な内部にはピラミッドの他に、葬祭殿、王宮、セド祭用神殿、南には墓、西に倉庫と色んな施設が存在しています。ピラミッド・コンプレックス(複合体)と呼ばれる始まりであります。王の支配権であるとか、権威を象徴する施設が同時に設けられたのです。
この大周壁はトゥーラ産の白い石灰岩のブロックを使用し建造されています。
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