広大な広場の前に長さ350メータで高さ4メータの長い壇が存在します。象の彫刻がある為に『象のテラス』と呼ばれている。クメール軍が得意とした象軍団を象徴していると思います。
この広場では閲兵式とか戦争から帰国した軍団を迎える儀式等々がなされたと考えられています。王様とか王族、貴族は壇上に構え式典が遂行されていたのではないでしょうか。
この壇には色々と彫刻が施されていますが、ガルーダの像も存在しています。ガルーダはインドに生まれた神話の神ですが、日本に仏教を媒介として伝わったのが天狗ではないかとも言われています。
テラスには聖火台も設けられており、広場では色んなスポーツ競技やイベントが行われたと思われます。綱渡りの曲芸も存在していたと伝わっているそうです。
このテラスは、王宮の前に南北に長く作られており、12世紀にジャヤヴアルマン7世により建造されたそうだ。王は日が昇る東に向かい閲兵したのです。
By: Indie Jo
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