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 広大な広場の前に長さ350メータで高さ4メータの長い壇が存在します。象の彫刻がある為に『象のテラス』と呼ばれている。クメール軍が得意とした象軍団を象徴していると思います。

Photo_3  この広場では閲兵式とか戦争から帰国した軍団を迎える儀式等々がなされたと考えられています。王様とか王族、貴族は壇上に構え式典が遂行されていたのではないでしょうか。

 この壇には色々と彫刻が施されていますが、ガルーダの像も存在しています。ガルーダはインドに生まれた神話の神ですが、日本に仏教を媒介として伝わったのが天狗ではないかとも言われています。

Photo_4  テラスには聖火台も設けられており、広場では色んなスポーツ競技やイベントが行われたと思われます。綱渡りの曲芸も存在していたと伝わっているそうです。

 このテラスは、王宮の前に南北に長く作られており、12世紀にジャヤヴアルマン7世により建造されたそうだ。王は日が昇る東に向かい閲兵したのです。

                                    By: Indie Jo

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世界中を旅する歴史好きライターのレポート。世界遺産、自然遺産から日本の考古学にも触れます。邪馬台国関連情報もチェックできます。

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  • インデイ筒井インデイ筒井
    世界中の遺跡や不思議な場所を探訪し人間の歴史の根底を探し求め、流離う好古旅行家。
  • 浅茅原竹毘古浅茅原竹毘古
    京都府宇治市在住の、古代史を趣味にしている大学教授です。趣味がこうじてライフワークになりそうです。

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