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 ライ王のテラスに鎮座するライ王です。しかし、謎に満ちた場所であり発掘された時に顔とか身体がとても傷んだ状態で発掘された。伝説のライ王ではないかと考えられました、彼はこのアンコールトムを建造した王であり、毒蛇(ナーガ)との戦いでらい病(ハンセン病)をうつされたと伝説にあります。

Photo_4  しかし、顔には牙があり閻魔大王ではないかという説が最近では有力だそうです。その理由にこの場所で公開裁判が行われていたので、閻魔さんが存在してもおかしくないというのが理由です。

 ライ王の説では彼が死んだ時にこの場所で火葬にされたというのが根拠です。いずれにせよ、謎に満ちた場所である事に変わりは有りません。

  その後、遺跡修復時に新たに、テラス内部には幅1メータの距離で回廊が存在し壁には膨大なレリーフ群が存在する事が判明しました。蛇神(ナーガ)のレリーフもその時に見つかったそうです。

 作家である三島由紀夫はこの場所を訪問し、深い感銘を受け、戯曲『ライ王のテラス』を書きあげたそうだ。彼はそういえば、『暁の寺』の小説もバンコクのワットアルン寺院がモデルですよね。来月には訪問したいと考えています。

 尚、本物のライ王の座像はプノンペンの博物館に展示されており、この像はレプリカであります。

                                           By: Indie Jo

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    世界中の遺跡や不思議な場所を探訪し人間の歴史の根底を探し求め、流離う好古旅行家。
  • 浅茅原竹毘古浅茅原竹毘古
    京都府宇治市在住の、古代史を趣味にしている大学教授です。趣味がこうじてライフワークになりそうです。

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