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 『屈折ピラミッド』の北側には、第4王朝開祖のスネフェル王が『屈折ピラミッド』と同じく『赤ピラミッド』を建造した。

 『赤ピラミッド』は『屈折ピラミッド』の上部の傾斜角度とほぼ同じの43度40分で建造されている。一辺の長さが220メータであり、創建時の高さが105メータ(現在は99メータ)の規模である。

 『屈折ピラミッド』よりも基底部の一辺の長さが31.4メータも長い220メータとなったのは、『屈折ピラミッド』と同じ高さを緩やかな傾斜で得るように設計されたためと推測される。北側にある入り口は、ピラミッド頂部と基底部の半分を結ぶ中心線よりも約4メータ東に寄った地上28メータの地点に位置しています。

 吉村作治氏の話では、第4王朝を開祖したスネフェル王の王妃はヘテプヘレスという人で太陽神ラーを信仰するヘリオポリスの大神官の娘だったのですね。外来民族ではなく、地元の民族であったようで、スネフェル王の時代に西アジアから侵攻した『星辰信仰』の勢力と『太陽神信仰』の地場の人々との勢力がせめぎ合った時代であったと述べておられます。

 そして、ヘテプヘレスが産んだ子供がアル=ギーザに巨大なピラミッドを築いたクフ王なのです。クフ王、カフラー王、メンカウラー王の三大ピラミッドは直線状に並びその直線を延ばせば、母の故郷である『太陽神の聖地』ヘリオポリスに到達する事は有名な話である。その話は、クフ王のピラミッドの項で触れたいと思います。

                         By: Indie Jo

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